外構工事というと、カーポートやフェンス、アプローチのデザインに目が行きがちですが、実は一番トラブルになりやすいのが「排水」です。完成した直後は気づかなくても、
雨の日・台風の日に「あれ?」となるケースは少なくありません。
私たち外構のプロは、見た目や利便性と同時に排水計画を考えながら外構プランを計画しています。
外構でよくある排水トラブル
実際のご相談で多いのが、こんな内容です。
☑駐車場に水たまりができる
☑玄関前がいつも濡れていて滑りやすい
☑強い雨のときに水が敷地外へ流れてしまう
☑新築なのに土間がなかなか乾かない
どれも見た目では分からないけど、暮らしのストレスになるポイントです。
外構の排水がうまくいっていないと水たまりができるだけでなく、土間コンクリートの汚れやコケの発生、ひび割れからの劣化につながることがあります。また、建物基礎まわりに水が溜まることで、湿気がこもりやすくなるケースもあります。排水トラブルはすぐに不具合として現れにくく、気づかないうちに家や外構の劣化を早めてしまう点が注意ポイントです。
排水計画は「アイテム」より「考え方」
排水というと、「側溝を入れればOK」「排水桝を増やせばいい」と思われがちですが、実はそれだけでは十分とは言えません。
大切なのは、敷地の高低差や雨水がどの方向へ流れるのか、既存の排水桝がどこにあるのかを把握し、水の“逃げ場”がきちんと確保されているかを含めて、全体の流れを考えた上で配置することです。
外構で使われる排水アイテム
現場でよく使う排水対策としては、排水桝(集水桝)やスリット側溝、U字溝、透水性のある砂利や下地などがあります。
ただし、これらのアイテム以上に重要なのが勾配調整です。勾配は図面上では分かりにくく、実際の施工では職人の感覚や経験が大きく影響する部分でもあります。
プロが排水計画で必ず確認すること
パートナーホームでは、お打ち合わせの際に以下の排水計画を確認しプランニングをしております。
☑雨がどこから来て、どこへ流すか
☑将来、詰まりや掃除がしやすいか
☑駐車場・玄関動線に水が残らないか
こういった排水計画はプロ目線でしかご提案できない部分です。見えない部分ですがここを丁寧にやるかどうかで、外構の満足度は大きく変わります。
まとめ
外構は、完成した瞬間よりも雨の日に本当の良し悪しが分かる工事です。見た目がきれいでも、雨が降ったときに水たまりができたり、歩きにくさを感じたりすると、毎日の小さなストレスにつながってしまいます。
排水は目に見えにくい部分だからこそ後回しにされがちですが、暮らしやすさや外構を長持ちさせるうえで、とても大切なポイントです。
「この排水計画で大丈夫かな?」と少しでも不安がある場合は、図面を見直したり、現地で確認するだけでも改善できることがあります。
パートナーホームでは、デザインだけでなく、雨の日の使いやすさまで考えた外構計画を大切にしています。排水について気になることがありましたら、どうぞお気軽にパートナーホームまでご相談ください。