外構のアプローチや玄関まわり、お庭の床材というとタイルをイメージする方も多いのではないでしょうか。実は「コンクリート平板」もおしゃれな外構づくりに活躍する舗装材のひとつです。コンクリートのもつ無機質な風合いに天然石のようなデザインを混ぜた平板はモダンなデザインやシックなデザイン、温かみのあるナチュラルなお庭まで演出することが可能です。
今回は、コンクリート平板の特徴やメリット、外構のプロが見るおすすめの製品をいくつかご紹介いたします。
コンクリート平板とは?
コンクリート平板とはコンクリートを平たく板状に成形した舗装材です。住宅の玄関まわりの階段やアプローチ、人が歩く場所や車の乗り入れをする箇所に使用されます。
土間コンクリートと同等水準の予算で外構にちょっとしたコンクリートアクセントとしておすすめの舗装材です。コンクリートならではの風合いで今どきのおしゃれなホテルライクを演出したり、無機質×ナチュラルテイストの外構に仕上げることができます。色やサイズ、配置の仕方によって外構の印象を変えられることも魅力です。
例えば、グレー系の平板を直線的に配置するとすっきりとしたモダンな印象に。ベージュ系の色合いを植栽や砂利と組み合わせれば、自然な雰囲気の外構にも馴染みます。また、60mmと厚みがある製品もあり、浮遊階段に使用したり、車の乗り入れも可能とします。
コンクリート平板とタイルの違い
タイルとコンクリート平板、どう違うの?
外構の床材を検討する際、コンクリート平板とタイルのどちらを選ぶべきか迷う方もいるかもしれません。
どちらもアプローチやテラスなどに使用できますが、素材や表情、商品ごとの特徴には違いがあります。
| 比較項目 | コンクリート平板 | タイル |
|---|---|---|
| 主な素材 | コンクリートを主原料とした舗装材 | 磁器質などの焼き物が中心 |
| デザイン | コンクリートの質感や天然石調など | 石目調・木目調・多彩な色柄など |
| 外構の印象 | シンプル・モダン・ナチュラル | 上質・高級感・デザイン性 |
| 選ぶ際のポイント | サイズ・厚み・表面の質感・使用場所 | 屋外床への適合性・滑りにくさ・色柄・サイズ |
※上記は一般的な特徴です。デザインや性能は商品によって異なります。
コンクリート平板は自然な風合いや平板の配置をデザインを生かしたい場所に使用します。一方タイルは高級感を見せたい場所や、石目や木目等の意匠性が高いデザインを選びたい場所に使用します。どちらが優れているというわけではなく、雰囲気や仕上がりによって分けて採用されると良いと思います。それぞれ玄関ポーチやタイル、階段アプローチはコンクリート平板といった組み合わせでコーディネートするのもおすすめです。
おしゃれな外構におすすめのコンクリート平板6選
■リビオ[ai]
ユニソンのリビオ[ai]はコンクリートの落ち着いた表情を活かした舗装材です。
モダンスタイルはもちろん、ナチュラルや洋風の外構にも取り入れやすく、幅広いデザインに合わせやすいのが魅力です。グレーやブラウンを中心とした優しいカラーバリエーションが、外構に自然な温かみをプラスしてくれます。装飾を増やしすぎず、素材の質感や色の組み合わせで魅せる外構を目指したい方は、ぜひチェックしてみてください。
■ミュゼオONE
ミュゼオONEは、ニュートラルカラーを中心に取り揃え、表面の自然な凹凸によってナチュラルな風合いを楽しめる舗装材です。特におすすめしたいカラーが「ハルミゾレ(春霙)」と「カタカゲ(片影)」です。
ハルミゾレは、その名の通り、春の霙を思わせるような落ち着きのあるアンニュイな色合い。一方、カタカゲは太陽の傾きによって建物に生まれる陰影をイメージした深みのあるカラーです。
シンプルモダンな外構にはもちろん、落ち着いた雰囲気の和モダンな外構にも相性抜群です。
■マテリコ
マテリコは、天然石のピンコロが持つ風合いを表現したコンクリートブロックです。天然石ならではの自然な表情を取り入れながら、コンクリート素材ならではの扱いやすさも魅力のひとつ。高低差のある敷地にも対応しやすく、土留めや花壇の縁取りアプローチまわりなどさまざまな用途に活用できます。
ナチュラルな外構からモダンなデザインまで幅広く馴染み、単調になりがちな空間に立体感と素材の表情をプラスしてくれるアイテムです。
■ニュートペイブ
ニュートペイブは東洋工業製品のコンクリート舗装材です。コンクリートでは表現できない表面のエッジやエンボス、ざらつきを再現し味わいを持たせているのが特徴の平板です。それでいてコンクリート打ちとかなり近いデザインに仕上げていますので、無機質で落ち着いた雰囲気を保ちたい方にはおすすめです。
■ドゥー・ステップ
東洋工業のドゥー・ステップは、シンプルでスタイリッシュなスクエアデザインが特徴のコンクリート平板です。表面にはショット加工が施されており、さらりとした質感と自然石のような落ち着いた風合いを楽しめます。玄関アプローチの舗装材としてはもちろん、階段の踏み面やお庭のステップなど、さまざまなシーンに取り入れやすい商品です。
■ベガスネオ
ユニソンのベガスネオは庭にカーペットを敷く美しさを表現したコンクリート平板です。ファブリック(布地)を思わせる独特の表面デザインが、コンクリート素材でありながら、外構にやわらかさと温かみをプラスします。また、張り方によって表情が変わるのも大きな魅力のひとつです。
コンクリート平板をおしゃれに取り入れるデザインアイデア
コンクリート平板を選ぶ際は、商品そのもののデザインに加えて周囲の素材との組み合わせも考えることが大切です。実際にお客様にご提案するデザインパースでいくつかご紹介いたします。
ベージュ系と植栽を組み合わせたナチュラルモダン
明るいベージュ系の舗装材は、植栽などの自然な風合いを持つ要素やタイルや土間コンクリートとも相性が抜群です。階段部をコンクリート平板を使い。浮遊感のあるデザインに。建物の外壁や門まわりの色合いと調和させながら選ぶことで、温かみのある外構づくりにつながります。
グレー系でまとめた重厚感のある外構デザイン
こちらはアプローチ部にお車の乗り入れを見越した素材選び。また、塀や袖壁にはタイルを使用し、アプローチ部はコンクリート平板を使うことで素材のメリハリを感じさせる重厚感あるモダン外構ブランです。
モダン×ほんのり和を感じさせるアプローチまわり
アプローチに平板を配置し、白砂利や石等を組み合わせることでモダンの中にも和を感じさせる雅なデザインに。道路との境界線にもコンクリート平板をアクセントとして採用しています。
コンクリート平板を選ぶ際のポイント
コンクリート平板を選ぶ際の4つのポイント
建物や門まわりとの色合わせ
舗装材の色は、建物の外壁や門柱、玄関まわりとの相性を考えて選びましょう。色味を揃えると統一感が生まれ、異なる色を組み合わせるとアクセントをつけられます。
使用場所に適した商品を選ぶ
アプローチやテラス、駐車スペースなど、使用場所によって求められる性能や施工条件は異なります。特に車が乗り入れる場所では、製品の厚みや耐荷重条件、下地の仕様などを確認する必要があります。
滑りにくさや排水にも配慮する
屋外の床材は、雨に濡れた際の滑りにくさや水はけも重要です。製品の表面仕上げや使用条件を確認し、必要に応じて勾配や排水計画も検討しましょう。
実際の施工イメージを確認する
カタログで見た色や質感と、広い面積に施工したときの印象は異なることがあります。可能であればサンプルや施工写真を確認し、建物や周囲の素材との相性を検討するのがおすすめです。
まとめ
コンクリート平板は、アプローチや庭、テラスなどに取り入れられる舗装材です。
シンプルなデザインだけでなく、色合いや表面の質感にこだわった商品もあり、建物や植栽との組み合わせによってさまざまな外構デザインを楽しめます。
外構の床材を検討する際は、タイルや天然石などの選択肢と比較しながら、建物の雰囲気や使用場所に合った商品を選んでみてはいかがでしょうか。
パートナーホームでは、建物の外観やお客様のご要望に合わせた外構づくりをご提案しています。アプローチや庭の舗装材選びなど、外構工事をご検討の際はぜひご相談ください。